入居者(賃借人)が賃貸借契約を解約する時に必要な手続

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入居者が現在入居している物件から引っ越すときに必要な手続きをまとめました。

引越し先の物件を契約する(少なくとも審査を通してもらう)

先に引越し先の物件を契約してから解約手続きをします。

先に解約をしてしまうと、
思うように良い物件が見つからなかった場合でも
妥協して探さなければならなくなりますし、
契約前の段階で審査に落ちたり他の人に申し込まれたりと
うまく契約にこぎつけられず退去が間に合わなくなる可能性もあります。

できれば引越し先の物件の契約が終わってから、
少なくとも賃貸人と保証会社(保証会社を利用する場合)の審査が通った段階
引越し前の物件を解約するのが無難です。

賃貸借契約の終了する日を確認する

通常の賃貸借契約では、
解約日の1ヶ月以上前に予告をしなければなりません。

例えば3月15日に解約の申入れをした場合、
初日は不算入となりますので3月16日から計算し、
応当日(翌月の同日)である4月16日の前日である4月15日に
賃貸借契約が終了することになります。

解約の申入れをする

電話連絡で解約が出来る場合もありますが、
通常は書面で解約申込書の提出を要求されます。
多くの不動産管理会社では自社専用の書式を用意していますので、
そちらをメール・FAX・来店で取り寄せた上で提出します。

PDF形式でメールに添付する形で書式を送ってもらい、
コンビニのFAXで書面を送信すると、
コスト安でかつ迅速に申入れが可能です。
FAX送信の際は必ず送信が完了したか確認するため
不動産会社に電話で確認を取って下さい

また、
セブンイレブンのFAX(50円)を利用すると
送信した書面の内容を送信結果レポートとして印刷してもらえ(無料)、
送信先FAX番号・通信時刻・書面内容が記録として残せますので、
後日トラブルになった時に役立ちます。

郵送や手渡しでは
「送った」「届いていない」の水掛け論になる可能性もありますし、
郵便事故が発生することもありますので注意が必要です。

市区町村役場で転出届をする

住民票の異動の際に必ず必要です。
引越し前の住所地を管轄する役場でしか取得できませんので、
必ず引越し前に取得しておきましょう。

住民票の異動は引越し日から14日以内に行わなければならず、
遅れると罰則がありますので注意して下さい。
実際には3000円の過料を取られるケースが多いです。

郵便局の転送サービスを利用する

郵便局の郵便物が引越し前の住所に届いても
引越し先に転送してもらえるサービスがありますので手続をします。

転居・転送サービス

転送開始する日付の指定も可能ですが、
万が一転送に不手際があっても問題ないように
4月1日から新居に引っ越す場合、
2日前の3月30日付で転送を開始するように手続をしたほうが良いでしょう。

ただし、
各種宅急便やクロネコヤマトのメール便などは
郵便局の転送サービスには含まれませんので
ご注意下さい。

電気・ガス・水道の停止手続きをする

電気・ガス・水道は契約が残っている限り基本料金と利用料が請求されます。

次の入居者が誤って使用した場合でも
請求されてしまいますので、
必ず退去までに停止手続きをして下さい。

電気は各地方の電力会社(東京電力、関西電力等)、
水道は市区町村の水道局(東京都の23区と一部の地域では東京都水道局)、
という具合に決まっています。

ガスは都市ガスかプロパンガスかで異なりますし、
プロパンガスは民間企業の自由競争ですから入居者側で調べるのは困難です。
必ず不動産仲介業者か賃貸人に確認を取る必要があります。

大抵の場合は契約書に記載がありますので
そちらを参考にして下さい。

また、電気や水道は電話で可能なことが多いですが
ガスの開栓には立会が必要ですので
引越し先の鍵を受け取ったあとはまず現地で開栓の立会をして
ガスを開栓してもらっておきます。

開栓が遅くなると引越し先でお湯が出ませんのでご注意下さい。

住民票の異動をする(転入届)

引っ越しが終わったら、
引越し先の住所地を管轄する市区町村役場へ
転入届をして下さい(引っ越しから14日以内)。

必要書類

  • 転出証明書(転出届をした時に入手します)
  • 身分証明書(運転免許証、パスポート等)
  • 実印(印鑑登録をする場合)

同居の家族の手続は同居人の1人がまとめて行えますが、
同居していない者が手続きをする際は委任状が必要となります。

運転免許証の住所変更を行う

新住所を管轄する警察署
運転免許証記載事項変更届をします。

住民票が必要ですので必ず持参します。

交番ではできませんので、
必ず警察署に出向いて下さい。

その他住所変更を忘れずに

忘れがちですので注意して下さい。
特に、銀行やクレジットカード会社への届出を忘れ、
利用明細などの重要書類が引越し前の住所に届くことはよくありますので
必ず住所変更を行って下さい。

  • 銀行、クレジットカード会社、証券会社等への連絡
  • 家族、親戚、友人、知り合いへの連絡
  • ネットショップ等のインターネットサービスの住所変更
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